プライベートなリポジトリブラウザならGitlab

Gitlab

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オンプレミスに使えるリポジトリブラウザ。Githubのクローン的なもので、linuxにインストールするとGitのリモートリポジトリとして動作する。ウェブサーバーなのでブラウザでアクセスしてみんなでソース共有したり、他のシステム(チャットとかチケット管理システムとか)と連携したりできる。しかもissues機能が初めから内包されているので簡易的にチケット管理を行うこともできる。
もともと見た目もGithubによく似てたけど最近はマテリアルデザインっぽくなって差別化を図ってきた。
 

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バージョン8.0がリリースされたばかりで、Gitlab CIとの統合が進むらしい。特にGitlab内でテストやパッケージができるようになるとますます使い勝手が良くなる。もしかしてGitlabだけあれば継続的インテグレーションが可能になるかもしれない。
 
似たものだとRhodecodeがあるけどこちらはプルリクエストに相当するものがない(今はあるかも)ので総合的に見てもGitlabの方がチーム開発には向いてた。Githubのクローンとしては有名なgitbucketについては未使用。
あと調べたら国内だと読み方は「ギットラボ」が過半数を占めてるみたい。
 
Gitlabはプライベートなサーバーにインストールして使用することができるけど、Githubのようにサービスも展開しているのでアカウント登録をすればネット上で使用することも可能。
 
 
ところでGitlabはちょっと前までこんなアイコンだった。

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今はこれ

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以上です。

 

 
 
 

開発インフラに利用したシステム

開発インフラという言葉が一般的かどうかわからないけど、IT開発者が効率的に動けて無駄な作業は自動化するようなシステムをいくつか組み合わせて構成したことがある。

これらはサーバーさえ用意できれば全て無料で使えるし、開発環境がインターネットから分断されていても基本的には問題ない。
一年以上は運用してみたところ、複数人で開発するときのインフラとして根付いてくれた。基本的な構成は以下。

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開発者はGitlabにソース共有してレビューするだけ。単体テストやビルド、デプロイはCIサーバーに任せて結果だけ通知してもらう。

ここに他のシステムを加えたり、置き換えたりすることでチームに合った開発インフラが出来る。個々についての説明は省略。